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タカタ8人目の犠牲者!異常破裂の原因を暴露

昨年の9月アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにおいて、

2001年型のホンダシビックを運転していた女性ジュエル・ブラ

ングマンさんが衝突事故をおこし、ホンダは6月19日、この自動

車に搭載していたタカタ製のエアバッグが異常な破裂をおこして

たことが確認されたと発表しました。

これでタカタ製のエアバッグによって亡くなられた犠牲者の数は

8人目です。

死亡の原因


ブラングマンさんが運転していた自動車はレンタカーであり

事故の衝突でエアバッグのインフレーターという金属ケース

が異常破裂をおこし、その際金属片が飛び散って女性の首

を傷つけてしまったことが死因との見解のようです。


また、そのレンタカーはリコール対象でありメーカー側から何

度も所有者へリコールの通知をしていたようですが、リコール

修理されていなかったことは人為的なミスでもあるようです。


異常破裂の原因


異常破裂の原因としてタカタのみが使用する“硝酸アンモニウム”。

エアバックを膨らませる為のガスを発生させる火薬ですが、

硝酸アンモニウムはガス発生効率はいいのですが、湿気により

不安定になり異常な燃焼を起こす特性を持ってます。


自動車の使用されている地域特性によって湿気が多かったり、

水害などでエアバック装置に湿気が付着するなど、不安定に

なる引き金になります。

そして、通常壊れるはずの無い金属製のインフレーターケースに

製造的な落ち度が重なり、事故の衝撃でエアバックが膨らむだけに

とどまらず、異常な爆発によりインフレーターケースまで破壊された

ことが原因のようです。


今後の課題


硝酸アンモニウムは火薬として効率もよく、コストも安いのが

使用される理由のようですが、反面湿気などによる吸湿性が

高く不安定になりやすいことが難点ですので、エアバックのイ

ンフレーターケースの製造工程の厳格な管理が必要不可欠では

ないでしょうか?

2015-06-20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

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